Ray Takakakura
Kyoto-based poetICS and art platform
RAY TAKAKURAは京都を拠点に詩とアートの情報を発信するプラットフォームです。 関西の文化活動を活性化すること、そのために必要なエコシステムを構築することを目標として領域横断的な活動を展開し、詩人、アーティスト、その他全ての文化活動従事者を支援しています。
Projects
1300年以上前から文化の中心であった京都、そして関西。現代においてもその重要性は変わらず、京都市は人口比で日本一の美術系大学の集積地です。他方でマーケット規模の小ささがかねてから指摘されており、専門誌などのジャーナリズムも東京一極集中が進みつつあります。文化政策担当者やアーティスト、産業界、大学等の連携を通じて、エコシステムの発展を目指します。
Poetics
新散文詩運動などの神戸モダニズムに影響を受け、戦後の大阪で「抒情の変革」を訴えるリアリズム詩を創始した小野十三郎。小野のリアリズム詩にエイゼンシュタインのモンタージュ理論を導入し、映画的手法に基づくシュール・ドキュメンタリーを提唱した長谷川龍生。関西の豊かな文化的土壌で培われてきたリアリズム詩の系譜は、21世紀にどのような展開を遂げるのでしょうか。先行きの見えない時代を見つめるための新たな詩論を構築します。